額-伏見宮博恭王の筆(※元々は徳川綱吉の筆による。)
※博恭王(ひろやすおう 1875-1946)
明治から昭和時代前期の皇族、海軍軍人。斯文会初代総裁。
海軍将校としてドイツ海軍大学校を卒業後、艦隊勤務に就く。日露戦争時には戦艦三笠分隊長として出征し、黄海海戦で負傷。
のちにイギリスに中佐として駐在したあと、戦艦朝日・巡洋艦伊吹の艦長を経て大正2年将官に進む。
海軍大学校長、艦隊の司令官・司令長官を歴任して11年大将となり、東郷平八郎と並んで日本海軍の二大長老の地位に立つ。
昭和7年海軍軍令部長ついで元帥となり、海軍軍令部の改編により軍令部総長となって昭和16年4月まで務める