史跡湯島聖堂,公益財団法人斯文会のホームページ

伝統行事

文化講演会

湯島聖堂では、毎年2回、賛助会員の皆様に広く公開して文化講演会を行っております。

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司会の前田常務理事より挨拶から始まりました。

午後2時より、斯文会館・講堂において、講師:日本華僑華人聯合総会会長
曽徳深氏による、「胃袋の国際化と横浜中華街」と題したご講演でした。
曽氏は、横浜中華街などで中国料理店・中華食材・中国茶の店舗を経営されておられます。

前田常務理事の謝辞で第一部は締めくくられました。


第二部は福岡大学人文学部教授・中野三敏氏による「江戸モデルの封建制について」と題する講演でした。
石川理事長による中野氏の紹介で始まりました。

中野氏は近代文学研究がご専門。あらかじめ聴講者に配られた資料についてご説明があった。本日の本題のお話に入られた。封建制にも色々ある。
ここ、10年をかけて外国にある江戸時代の書物を調査した。その結果ヨーロッパの封建制があり、日本の江戸モデルの封建制があると考えたと話す。

H18年1月9日の第25回講演会は、田部井文雄斯文会常務理事の司会で始まりました。


第一部は国際日本文化研究センター所長・片倉もとこ女史による「日本文化の多重性 -移動文化の時代を迎えてー」と題した講演でした。
斯文会石川忠久理事長による片倉女史の紹介がありました。

単身サウジアラビアの砂漠にて遊牧民と生活を共にし、さらにエジプト、シリア、イランその他中東地域またヨーロッパなど世界各地で民族学的調査を行われた。
今回は日本について、日本文化はひとつか、単一同質のものかというお話をはじめに又、民俗学・民族学のちがいをお話されました。

民族・文化の移動があり交通・通信が発展している現在個人的に動くことが多くなってきている。よって、日本にも人や文化が入ってきている。
文化は混じり合い変容していき、伝統文化も変容している。例を上げご説明がありました。これから、日本は色々の文化を取り入れていき成長して行くであろうと語られました。


第2部は日本郵政公社総裁・生田正治氏による「日本郵政公社の経営改革と展望」と題した講演でした。
財団法人斯文会の前田豊常務理事による生田氏の紹介です。

前職のこと、海が大好きである事、又現職に就かれるまでのエピソードを話されながやかにご講演は進みました。

まずは、日本郵政公社の特徴を話され、現在の経営理念、郵便部門・金融部門に分けて、内部の改革の努力を解りやすく話されました。民営化に対する考え方と法案成立までの経緯・民営化後の将来像についても語られました。






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